第35回 さらば壬生村
- 津波、空気読め。
- 画面がL字形にカットされるのが、こんなに集中をそぐとは思わなかった。せっかくの区切りの回だったのになー。ってまあ、最近はどの回もおろそかにはできないんだけれども。
- 外ではいよいよ新しい世の中に向けて皆がばたばたし始め、新選組は引越しでばたばたしていた回。そして図らずも、捨助が新選組の寿命を延ばしたのかもしれない回。(しかしあの「できる」by斎藤は何……? 捨助鞍馬天狗化計画進行中……?)
- 最後の局長の回想に山南さんも鴨も出てこないのは正直肩透かしだったが(鴨は為三郎君日記に出ていたが。あとでなんて書いてあったか見返そう)あれはまあ、「八木家の皆さんと我々」というタイトルの回想なんだろうな。フル画面で見たらかなりぐっと来そうな予感。
- 源さん、地味に策士。悪い手じゃないと思うが、万一嘘が露呈したらダメージも半端じゃないと思うので気をつけて。
- 岩倉公、意外に好感の持てる人になりそうな。いや自分のイメージが、一番最近見た「幕末純情伝」の「ふんどしいっちょで勝海舟に会いに来た公家言葉のオネエの人」に引きずられすぎてたんだと思うが(それも極端な話だな)。大河の岩倉公は「才能のある人が不遇をかこっている」雰囲気がとても伝わってきて、これはこれで応援したくなる気がした。孝明帝と容保公のぴよぴよコンビもまた、悲しいほど健気だったんだけれども。
- お幸さん、本妻を立てるわきまえぶりは立派でありつつ、早くも局長を尻に敷きはじめた感があるのは気のせいか。いや、そのくらいのほうがあの局長には合っていると思うけど。